軽井沢の別荘

  

この別荘は、某企業保有の別荘である

住宅が生涯において「居住」する空間であるのであれば、別荘は「体験」する空間であると考える

その為に体験を促進する空間構成と時を感じる事ができる空間を目指した

軽井沢のような高湿度環境、積雪環境を通して通年快適に利用できるよう

1階をRC造とし、機能空間を構築。木造とした2階を主の体験空間とする事で

コンパクトな敷地の中でクライアントの要望する環境を整えた

樹木については既存樹を極力残し、他敷地からの視認性を樹木で賄える様

プライバシーと環境性の両立を図った

敷地全体、あるいはこの地域全体と建築が濃密に繋がり、シームレス化する事で

自然との密着感を高め、「時」「気候」「季節」を感じながら非日常を体験出来る空間を目指した