(仮称)厳島宮島口地区旅客ターミナル
厳島神社を海向こうに臨む宮島口旅客ターミナルである
厳島への玄関口として、観光、通勤など旅行者から地元の生活者も
日常的に使われるフェリーの搭乗口として
厳島神社の景観を生かしつつ、将来的な観光拠点としての機能を必要とされた
島へ行くための単なる通過点の駅としてだけでなく
宮島地区側の観光と商業の活性化を目指す必要があった
これまでターミナルによって、島との景観が完全に分断されていた風景を
取り戻すために、大きな開口部を開け
島の風景を滲み出し、また島への門となるような形態とした